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■ サントリーウイスキー「響 -HIBIKI-」とは？

サントリーが１９８９年から発売している日本最高峰のブレンデッドウイスキー、それが「響 -HIBIKI-」です。
「日本人の感性で、世界で愛されるウイスキーをつくる。」という志と夢を掲げ、日本のウイスキーづくりの歴史を拓いたサントリーの創業者である鳥井信治郎氏が、「大阪の鼻」と呼ばれるほどに恵まれた鋭い感性を頼りに試行錯誤を重ねて生み出したのが「白札」「角瓶」「オールド」「ローヤル」をはじめとするブレンデッドウイスキー。
その鳥井信治郎によるブレンデッドウイスキーで培った技術の粋を集め、さらなる至高の香味を追求して磨き上げた信治郎の次男であり、二代目マスターブレンダーの佐治敬三氏は、サントリーが創業９０周年を迎えた記念の年でもある１９８９年に「響」を生み出します。

■３つの蒸留所から厳選された熟成原酒を使用

「人と自然と響きあう」というサントリーの企業理念が込められたブレンデッドウイスキー「響」。
「響」が表現する華やかで雅な奥深い香味を構成する原酒は、サントリーが保有する「山崎蒸留所」、「白州蒸留所」、「知多蒸留所」の３つの蒸溜所で育まれています。
名水を誇る京都・山崎の湿潤な地で生まれた山崎蒸留所のモルト原酒、山梨の森で育まれた軽快で爽やかな風味を持つ白州蒸留所のモルト原酒、愛知・伊勢湾でつくられた甘い香りで味わいの基調となりながら全体の調和を支える知多蒸留所のグレーン原酒。
貯蔵庫に眠る８０万個以上の樽ごとに異なる豊かな個性や熟成のピークを見極め、厳選されたモルト原酒とグレーン原酒を重ね合わせて生まれる「響」はまさに、日本の自然と受け継がれた伝統のもとで響き合う奇跡のシンフォニー。
幾重にも広がる「響」の複雑で繊細な香味は、ブレンダーの研ぎ澄まされた感性と匠の技によって生まれる絶妙なバランスで世界中の人々を魅了し続けているのです。

■日本文化と時代を象徴する意匠ボトル

「響２１年 意匠ボトル 富士風雲図」は、２０１３年６月２２日に正式に世界文化遺産として登録された世界に誇る日本最高峰の名山「富士山」をモチーフにしたオリジナルボトルです。
古くから浮世絵にも描かるなど日本人の心に深く浸透している雄大で美しい「富士山」が、普段の姿である藍色ではなく、朝日によって赤く染まって見える縁起が良い現象の「赤富士」で描かれているのも特徴的です。
「響２１年」には、ほかにもスペシャルボトルとして九谷焼や有田焼など伝統工芸品を取り入れており、名匠として名高い絵師によって一瓶一瓶丁寧に描き上げられた至高の逸品となっています。
ボトルそのものにも価値があるスペシャルボトルの存在もまた、「響２１年」シリーズの人気のひとつになっている要因のひとつと言えるでしょう。