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最高ランクのシャトーが贈る最高傑作の赤ワイン

■当たり年に生まれた極上の品質を誇る赤ワイン

「シャトー・オーゾンヌ 2003」が生まれた2003年のボルドー地方は日照に恵まれた天候が続き、ブドウの果実味が凝縮されたボリュームのあるワインが数多く生まれた当たり年でした。
「シャトー・オーゾンヌ 2003」もその中の一本で、まさに極上のワインに仕上がっています。
「シャトー・オーゾンヌ 2003」の生産地はフランスのボルドーサンテミリオングランクリュクラッセで、生産者はシャトー・オーゾンヌです。
カベルネ・ソビニオン種のブドウを50%とメルロー種のブドウを50%使用しており、750ml入りのボトルに詰めて販売されました。
オールド・ヴィンテージの赤ワインのため希少価値が高く、生産本数も少ないことから入手するのが大変困難な銘酒でもあります。
「シャトー・オーゾンヌ」はサンテミリオンの格付けで最高ランクの「プルミエ・グラン・クリュ・クラッセA」にランク付けされた別格のシャトーで、ベリーの甘くてフルーティーな香りとスパイシーな香りをあわせ持っているのが「シャトー・オーゾンヌ 2003」の特徴です。
優雅な風味の中にも力強い完熟感を感じさせるなど、まさに絶品と呼ぶにふさわしい素晴らしい味わいが堪能できる至高の一本となっています。
別名「ボルドーのブルゴーニュ」と称されるほど印象的な風味の「シャトー・オーゾンヌ 2003」は、メドックワインの中でも高めのアルコール度数の赤ワインです。

■年間生産量が少ない希少な銘柄

「シャトー・オーゾンヌ 2003」を生産する「シャトー・オーゾンヌ」は第1特別級A格付けを誇るシャトーで、年間生産量はわずか2万本程度しかありません。
世界でのワイン需要の増加に伴い、第1特別級A格付けのシャトーで造られるワイン価格は高騰していく一方です。
そんな中で「シャトー・オーゾンヌ」は最高級品質の希少なワインでありながらも、ポムロルのペトリュスよりも価格はずっとお安めとなっています。
そのため世界中のワイン愛飲家から絶大な支持を受けており、特に品質の良いワインに仕上がった「シャトー・オーゾンヌ 2003」でも150,000万円ほどで購入することが可能です。
「シャトー・オーゾンヌ」では2006年にも当たり年を迎えており、この年にできた「シャトー・オーゾンヌ2006」も「シャトー・オーゾンヌ 2003」に負けず劣らずの最高峰赤ワインとなりました。
どちらも入手するのが大変難しい超レアなプレミアムアイテムで、入手するのが不可能な銘柄とまで言われているほどです。
もしもボトルを見つけることができれば大変な幸運ですし、グラス1杯でもいただける機会があればぜひともじっくりとそのおいしさを味わいたいものです。

■ボルドー8大シャトーは9大シャトーへ

「シャトー・オーゾンヌ」はフランス・ボルドーにあるシャトーの中の一つで、ほかに8つのシャトーが存在します。
これが有名な「ボルドー八大シャトー」で、特に知られているのが「ボルドー五大シャトー」と呼ばれているシャトーたちです。
この「五大シャトー」とはシャトー・ラフィットとシャトー・ラトゥール、シャトー・マルゴーにシャトー・オーブリオン、そして1973年に追加されたシャトー・ムートン・ロートシルトの5つを指しています。
この5つのシャトーにさらに3つのシャトーを加えたのが「八大シャトー」で、プラスされた三大シャトーがシャトー・オーゾンヌとシャトー・シュヴァル・ブラン、そしてシャトー・ディケムです。
五大シャトーはメドック地区格付け1級にランクされる生産者で、三大シャトーは各地区の筆頭となるシャトーであることとされています。
また近年ではソーテルヌ特別1級のシャトー・イケムも加えて「ボルドー九大シャトー」としていますが、これはシャトー・イケムが造る貴腐ワインが世界最高峰のヴィンテージと讃えられるほどの品質を誇っていることによります。