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秋の夜長のお楽しみ菊姫 純米酒 純米ひやおろし 720ml 秋季限定

■心待ちにしたい年に一度の限定酒
菊姫 純米酒 純米ひやおろし 720ml 秋季限定は石川県で歴史ある酒造メーカーである菊姫から毎年9月に発売される秋季限定の日本酒です。
「ひやおろし」とはお酒の種類の1つで、冬の厳寒期に仕込み、蔵内でひと夏を越し、ちょうどいい具合に熟成させたところで瓶詰めをして蔵だしされるお酒です。
秋から冬に仕込んだ日本酒は早いものでは年末から春先の3月にかけて、新酒として出荷されます。
新酒として出荷された日本酒は若々しくフレッシュな味わいですが、ひと夏を越して熟成が進み、秋を迎える頃には丸みを帯びたやわらかな味わいへと変化します。
秋の夜長にじっくりと楽しみたい、まろやかさが楽しめるひやおろしです。

■秋限定で楽しめる菊姫のひやおろしの特徴
菊姫 純米酒 純米ひやおろし 720ml 秋季限定は、原料米として酒造米としては最高品質の兵庫県三木市吉川町・特A地区産の山田錦を精米歩合65％で配合しています。
酒母は速醸、熟成年数は1年未満、アルコール度は17度以上18度未満、味わいの特徴は中庸タイプです。
笹の葉のような爽やかさな香りが楽しめますが、ほんのりとバナナのようなフルーティーで甘やかな香りも感じられます。
味わいはやわらかで上品な甘みが感じられ、口に含むとたっぷりと旨みが広がり、酸味の爽やかな飲みやすいお酒です。
後口のキレも良く、さらりとした飲み口が楽しめます。

■菊姫の伝統ある歴史と高い評価の実力
菊姫は石川県にある酒造メーカーで、その歴史は安土桃山時代の天正年間に遡ります。
現在の会社名になったのも昭和3年と歴史があり、伝統の製法を受け継ぎながらも、常に果敢に新たなチャレンジを続ける酒造界の風雲児として、コアな日本酒ファンの支持をこよなく集めてきました。
昭和42年には全国清酒鑑評会へ初出品して、いきなり金賞を受賞した実績を持ちます。
次の年も金賞を2年連続で受賞する、全国的にも優れた評価を受けるメーカーです。
昭和51年～61年は11年連続で金賞を受賞するという功績を出し、平成12年の全国清酒鑑評会でも金賞を受賞しています。
昭和42年からの毎年の出品で、通算で金賞23回、銀賞8回と類を見ない評価を得ているのが菊姫なのです。
なお、平成13年からは全国清酒鑑評会の主催者が国の機関である国税庁から民間機関へと変更されたため、出品を取りやめています。

■ひやおろしのリリース
純米酒 純米ひやおろしが初めて発売されたのは、平成23年の秋のことでした。
古くから芳醇な美酒と全国的に評価を受けてきた菊姫の伝統を継承する銘酒で、新酒独特のフレッシュさと荒削りな特徴が消え、まろやかさが加わった熟成酒です。
再高品質の山田錦を自家精米し、石川県の美しい白山水系の伏流水を仕込み水に用いています。
白山は北陸地方の霊峰であり、日本三名山の1つに数えられています。
冬の時期は道路も閉ざされる雪深い地で、 白山に源を発し、雪に濯がれた清らかで冷たい水を、手取川をはじめとする地下水脈からくみ上げて、仕込み水として用いています。
菊姫自社酵母による速醸酒母でじっくりと醸し上げ、厳寒期に仕込み、盛夏を過ぎ初秋に入る9月に蔵出しされる限定酒です。
日本酒の味は米と水、酵母で決まるわけですが、まさに三拍子揃ったお酒です。
もろみ日数を長めに取ったことで、口当たりが大変に滑らかで上品なお酒に仕上がっています。
口に含んだ際のやさしさを追求した仕上がりなので、日頃はあまり日本酒を飲まれない方や女性にもおすすめの1本です。
メロンや洋梨を思わせる穏やかな香りが漂うので、女性ウケも期待できます。
白ワインのような酸味と熟成により凝縮した旨味のバランスに優れ、山田錦らしいやわらかで上品な旨味をたっぷりと味わえる美酒です。
秋の夜長を楽しむには最適で、キレの良さの中にも余韻が楽しめるお酒です。
飲み方としては、まだ暑さも残る時節に、よく冷やしてストレートで味わうか、ロックが適しています。