menu list買取商品 - ルイ・ロデレール カルト・ブランシュ
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ルイ・ロデレール カルト・ブランシュの高価買取致します

ルイ・ロデレール カルト・ブランシュのご紹介
買取参考価格 | 2900円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | ルイ・ロデレール |
地方 | シャンパーニュ |
地区 | ランス |
分類 | シャンパーニュ |
タイプ | 750ml/112度 |
「ルイ・ロデレール カルト・ブランシュ」はピノ・ノワール40%とシャドルネ40%、ピノ・ムニエ20%を用い、メゾン内のセラーで3年間寝かせた後、さらに6ヶ月熟成させて造られたシャンパーニュです。
シャンパーニュは甘さと辛さの度合いで分類し決められた表記名を印字しており、辛口の「ルイ・ロデレール ブリュット・プルミエ」よりドサージュ(リキュール添加作業)の量を多めにして造られている「ルイ・ロデレール カルト・ブランシュ」は、やや甘口の「ドゥミ・セック(DEMI-SEC)」として分類・表記されています。
完熟した果実の香りが漂い、クリーミーな口当たりの中にハチミツやアーモンドパウダーの風味が加わった上品な味わいが広がります。
ルイ・ロデレール カルト・ブランシュの歴史
シャンパン好きをも唸らせる甘口の極上シャンパーニュ
■ シャンパーニュ好きにこそ飲んでほしい甘口の逸品
「ルイ・ロデレール カルト・ブランシュ」はルイ・ロデレールが造るシャンパーニュの中でも、口当たりのよい甘口に仕上がっているのが特徴です。
原料となるブドウにはピノ・ノワールを40%にシャドルネを40%、そしてピノ・ムニエを20%使用しています。
40もの区画から厳選して集めた3種類のブドウをブレンドし、メゾン内にある専用のセラーで3年間寝かせた後、さらに6ヶ月間の熟成期間を経て完成させたシャンパーニュです。
甘口のシャンパーニュは初心者向けと思われがちで、真のシャンパーニュ愛飲家にとっては物足りなさを覚えるかもしれません。
しかしことルイ・ロデレールが造ったシャンパーニュとなると、話は違ってきます。
高級シャンパーニュ・メゾンらしいクオリティの高さはいうまでもなく、しかもルイ・ロデレールのリザーヴワインコレクションの一部から選ばれたものがブレンドされているとなれば、その味わいは折り紙付きです。
はちみつのような甘さとナッツの香ばしい香りと風味は、シャンパーニュ好きにこそ味わってほしいおすすめの逸品です。
■ 造り手自らが語るカルト・ブランシュの魅力
ルイ・ロデレール社の公式ホームページには、醸造責任者であるジャン・バティスト・レカイヨン氏がカルト・ブランシュの特徴について次のように述べています。
「6つの異なるヴィンテージを贅沢にブレンドし、ルイ・ロデレール自慢のリザーヴワインをさらに追加したキュヴェ。調和の取れたパワフルでまろやかな味わいが特徴。」とのレカイヨン氏の言葉は、カルト・ブランシュを手掛けた造り手だからこそ伝えることができる本質を表しています。
カルト・ブランシュはブリュット・プルミエよりもドサージュの量が多くなっているのが特徴で、ルイ・ロデレールの偉大な伝統を受け継いだドゥミ・セックシャンパンでもあります。
繊細な果実の香りと爽やかな甘みが楽しめる半甘口のドゥミ・セックシャンパンは、ドサージュの量如何でその味わいに変化をもたらします。
ドサージュとは糖分添加を意味するワイン用語で、瓶内二次発酵でスパークリングワインを造るとき、デゴルジュマン(澱引き)と同時にリキュールを添加します。
リキュールに含まれる糖分によって甘さと辛さを調整することが可能で、ルイ・ロデレールでは熟練の技を持つ職人が技術の粋を集めたシャンパーニュ造りに励んでいます。
その丁寧な手仕事は、創業当時から今もずっと変わっていません。
この品質を大切にする姿勢こそ、ルイ・ロデレールが世界一のシャンパーニュ・メゾンとして確立している理由といえます。
■ 父から息子へと受け継がれたルイ・ロデレールの戦略
ルイ・ロデレールの業績が飛躍的に発展したのは、1868年から始めた海外への自社シャンパンの輸出です。
年間250万本を海外向けに輸出することにしたルイ・ロデレールは、輸出国としてアメリカとロシアを選びました。
すでにシャンパーニュ地方でグラン・クリュ畑の獲得に成功していたルイ・ロデレールは、数多くの高品質のシャンパーニュを造っていました。
1870年に父親のルイ・ロデレールから事業を引き継いでいたルイ・ロデレール2世は、ロシア市場やロシア皇帝のツァーリ、さらにその後統治したロシア皇帝・アレクサンドル2世へのシャンパン需要を堅固にしました。
ロシア市場への輸出は、1873年当時で全体のシャンパン生産量の30%近くを占めたといいます。
アレクサンドル2世から直々に自分のためのシャンパーニュを造るようにとの依頼を受け、特注のクリスタルボトルに詰めて献上した話は有名です。
■ ルイ・ロデレールを襲った苦難の時代
順調に業績を伸ばしていたルイ・ロデレールですが、20世紀初頭に大きな苦難の時代を迎えます。
当時のヨーロッパは第一次世界大戦を代表とする激変の時代でした。
この激変のせいでルイ・ロデレールは、所有していた土地の大半を破壊されることになります。
この時代に家業を引き継いでいたのは、ルイ・ロデレール2世の妹の息子であるレオン・オルリー・ロデレールでした。
彼は困難な苦境に直面しながらも、ブドウ畑の再建とメゾンの継続のためにブドウを購入し続けます。
廃墟と化したメゾンは次第に復活のときを迎え、それと同時に時期を異にするブドウを安定的に実らせたのです。
ルイ・ロデレールのマルチ・ヴィンテージ・ワインが誕生した背景には、泥沼から這い上がったレオン・オルリー・ロデレールの功績があったからに他なりません。
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