menu list買取商品 - ローズバンク 20年 アンブレンデッド シングルモルト
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ローズバンク 20年 アンブレンデッド シングルモルトの高価買取致します
ローズバンク 20年 アンブレンデッド シングルモルトのご紹介
買取参考価格 | 68000円前後
生産国 | イギリス |
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生産者名 | ローズバンク蒸溜所 |
地方 | スコットランド |
地区 | ローランド地区フォルカーク |
分類 | シングルモルトウイスキー |
タイプ | 750ml/43度 |
モルトウイスキー100%を意味するUNBLENDEDを商品名に冠する「ローズバンク 20年 アンブレンデッド シングルモルト」です。
大麦麦芽だけを原料に用いてローズバンク蒸留所でつくられたモルト原酒を、20年以上熟成させた後、1980年にボトリングしました。
超長期熟成ウイスキーのため、簡単に入手できない非常に貴重なボトルとなっており、ネットオークションで10万円以上の高額で落札されることも珍しくありません。
希少性の高いウイスキーは、中身のない空き瓶でも1万円近い価格でお買取りが可能な場合もございますので、捨てる前にネオプライスにご相談ください。
ローズバンク 20年 アンブレンデッド シングルモルトの歴史
「ローランドの王」と称えられたローランドのモルト100%人気スコッチウイスキー
■モルト100%のアンブレンデッド・シングルモルト・ウイスキー
ウイスキーは、「原料が穀物である」「糖化・発酵・蒸留を行っている」「木樽貯蔵で熟成している」という3つの条件を満たしていなければいけません。
生産国によっては、この3つの条件以外にも細かい規定が定められていることがあるため、それらすべてを満たしてはじめて「ウイスキー」と名乗ることができるのです。
原料となる穀物は一口で言っても多種多様にありますが、主に使用される穀物としてはライ麦、トウモロコシ、小麦、大麦麦芽が挙げられます。
この中で「モルトウイスキー」と名乗るためには大麦の発芽部分である「大麦麦芽」のみを原料とし、単式蒸留器(ポットスチル)で蒸留したウイスキーでなければなりません。
ポットスチルは、大量生産することはできませんが古くからの伝統的な製法で、ウイスキーの個性を際立たせる特長があります。
一般的に大麦麦芽を原料とするモルトウイスキーと言えば、スコットランドで造られるスコッチウイスキーと、日本で生産されているジャパニーズウイスキーです。
商品名「アンブレンデッド・シングルモルト(UNBLENDED SINGLE MALT)」の、アンブレンデッドとは別名「ピュアモルト(PURE MALT)」とも呼ばれるモルト100%のウイスキーのことで、さらに「シングルモルト」であることから、複数の蒸留所から集めた原酒を混合しているのではなく、ひとつの蒸留所でつくられたモルト原酒だけを使って瓶詰めされたウイスキーであるということがわかります。
アンブレンデッド・シングルモルトと冠しているだけに、蒸溜所の立地や環境によって育まれた唯一無二の個性が引き立った自信作であるということが伺い知れますね。
■ソフトでライトな麦芽が香るローランドモルト
ローランド(Lowland)はスコットランドの南部に位置し、エジンバラやグラスゴー、アバディーンなどの主要都市があるエリアです。
その地域で造られるスコッチウイスキーは、スペイサイドモルトに比べてはるかに軽やかな飲み口で、麦芽の香るやや辛口な風味を特徴としており、地域名になぞらえて「ローランドモルト」と呼ばれています。
かつてのローランド地方には数十ヶ所のモルトウイスキー蒸留所がありましたが、密造する酒造業者が増加したハイランド地方に圧倒された結果、ローランのウイスキー造りは急速に衰退することとなります。
そこでローランドの業者は連続式蒸留機を導入し、大麦に比べて安価なトウモロコシやライ麦、小麦などの穀類を主原料とした没個性でニュートラルな「グレーンウイスキー」の生産に切り替えてきました。
これが、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドする「ブレンデッドウイスキー」を誕生させるきっかけとなり、飲みやすさと安定した品質でスコッチウイスキーを世界へと広げることになったのです。
このような歴史的背景によって「グレーンウイスキー」のイメージが強くあるローランドですが、グレーンウイスキーが単一で飲まれることが少ないお酒ということもありほとんどの蒸留所が閉鎖に追い込まれることとなりましたが、ブレンデッド・スコッチウイスキーに欠かせない重要な生産地として現在もクオリティの高いウイスキーを造り続けています。
■世界のウイスキーファンが注目するローズバンク蒸留所の復活
ローランドモルトを象徴する銘柄として「ローランドの王」と呼ばれ、世界中の人に愛されるスコッチウイスキーを作り続けてきた「ローズバンク(ROSEBANK)蒸留所」は、1840年に創業してから英国ディアジオ社により1993年に閉鎖されるまで、約150年以上稼働を続けた歴史ある蒸留所でした。
蒸留所があるエリア近辺の土手にキレイな野バラが咲き誇っていたことから「野バラの堤」という愛称でも親しまれていたローズバンクは、ウイスキーファンにとっては聖地と言っても過言ではないほど特別な場所でもあります。
閉鎖から四半世紀が経ち、今では「幻の蒸留所」とまで呼ばれるようになったローズバンク蒸留所でしたが、ブレンダーも行うインディペンデント・ボトラー「イアン・マクロード社」がディアジオ社から商標権を買い取ったことにより、2017年には再稼働が発表されました。
世界中のウイスキーファンが蒸留所の復活を待ち望む今、ローランドモルトの新たな1ページが始まる瞬間に大きな期待が寄せられています。
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