新潟県柏崎市のお客様から「シャトー・ラトゥール ２００７年」を宅配にて高価買取させていただきました。
ワイン用語にはセバージュやアペラシオン、ルロワなど一般的に知られていない言葉が多く、どこか小難しい印象も受けてしまいますが、ワイン愛好家やお酒好きの方に限らず１度は聞いたことがある、なんとなくイメージが沸くキーワードと言えばボルドーの「５大シャトー」ではないでしょうか。
「５大シャトー」とは、フランスのボルドー地方の中でも高級ワインを最も多く産するメドック地区において、ナポレオン３世の要請を受けて制定された格付けで選ばれた５つの等級のうち、「第一級」の称号を与えられた世界トップクラスのシャトーのことです。
因みに「メドック格付けシャトー」は５大シャトーを含む、５つの等級に分けられた６１シャトーの赤ワインのことを言いますが、基本的にこの格付け順位が変動することはないと言われており、長い歴史の中で例外はありつつも丸ごと数十のシャトーが入れ替わることはなく、現在の地位が絶対的でもあります。
「シャトー」とはそのまま直訳すると「お城」となりますが、ボルドーではワイン造りをする醸造所のことを指す言葉なんですね。
ボルドーワインの総生産量から厳選された、わずか一握りのシャトーにだけ許される称号「５大シャトー」には、「シャトー・ラトゥール」、「シャトー・マルゴー」、「シャトー・オー・ブリオン」、「シャトー・ラフィット・ロートシルト」、そして、前述の例外に当たる第２級から第１級への昇格が認められた「シャトー・ムートン・ロートシルト」があります。
今回は、その５大シャトーのひとつ「シャトー・ラトゥール」より、これ以上ないというほどの凝縮感やタンニンを感じられるフルボディの２００７年物赤ワインをお買取いたしました。
推定される飲み頃は２０１２年から２０３５年あたりと言われていますので、まだまだ美味しく頂ける１本です。
お客様からお引き取りしたお品は、ラベルなど外観に目立った汚れやキズはなく、ご自宅にお持ちの小型ワインセラーで温度・湿度ともに正しい状態で保管されていたということで、一定水準を保ったワインと評価し、高価買取とさせていただきました。
熟成された古いワインほど高価というイメージがありますが、個人で保管している場合そうとは限らず、特に日本は四季のはっきりした寒暖差のある気候環境ですので、経年劣化を受けやすいというデメリットがあります。
その反面、適切な保管がされていれば驚くようなプレミアム価格が付くことも期待できますので、保管年数や状態を自己判断して売れないと諦めてしまう前に、まずはネオプライスにご相談いただくことをオススメいたします。
ワイン以外にもシャンパンやウイスキー、ブランデーなどの洋酒から日本酒、焼酎、中国酒など様々なお酒も高価買取いたしておりますので、１本からでもお気軽にお問合せください！
