menu list買取商品 - クール・ド・リヨン ポム・プリゾ二エール
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クール・ド・リヨン ポム・プリゾ二エールの高価買取致します
クール・ド・リヨン ポム・プリゾ二エールのご紹介
買取参考価格 | 6600円前後
生産国 | フランス |
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生産者名 | クリスチャン・ドルーアン社 |
地方 | ノルマンディー |
地区 | ペイ・ドージュ |
分類 | アップルブランデー |
タイプ | 1000ml/40% |
「クール・ド・リヨン ポム・プリゾ二エール(Coeur de Lion La Pomme Prisonnière)」は、老舗のカルヴァドスメーカー「クリスチャン・ドルーアン社」が1979年に発売したアップル・ブランデーの優秀銘柄です。
「クール・ド・リヨン」とは「獅子の心(ライオン・ハート)」を表すフランス語で、生涯の大部分を戦闘で過ごし、英国国王とノルマンディー公を兼ねた勇敢なる騎士リチャード一世「獅子心王」を称える愛称としても有名です。
フランス・カルヴァドス県を生産地とするリンゴ原料のブランデー「カルヴァドス」の中には、「ポム・プリゾ二エール」と呼ばれるお酒があります。
ポム・プリゾ二エールとは、フランス語で「閉じ込められたリンゴ」という意味。
その名の通り、ボトルの中にはリンゴの実が丸々一個入っているという、見た目のインパクトが強い特徴的なボトルとなっています。
樽熟成5年以上のカルヴァドスにリンゴが丸ごと入った「クール・ド・リヨン ポム・プリゾ二エール」は、見た目だけでなく見事な果実味とフルーティーな甘みが愉しめる1本となっていますので、贈り物にも最適です。
※買取相場は、市場の相場状況や買取方法などによって上下変動いたしますので、予めご了承ください。
クール・ド・リヨン ポム・プリゾ二エールの歴史
■クリスチャン・ドルーアン社の歩み
リンゴの実が丸ごと入った見た目にユニークなカルヴァドス「クール・ド・リヨン ポム・プリゾ二エール(Coeur de Lion La Pomme Prisonnière)」は、クリスチャン・ドルーアン社が1979年に発売した優秀なアップルブランデーの銘柄です。
クリスチャン・ドルーアン社の歴史の歩みは、1960年にクリスチャン・ドルーアン氏が、フランス・ノルマンディー地方中心部に位置するリンゴの優良生産地であるペイドージュ地区の中でも同地区北部にある優良地フィエフ・サンタンヌに土地を取得したことに始まります。
初代オーナーであるクリスチャン・ドルーアンは、そこでリンゴ果汁を発行させたリンゴ醸造酒「シードル」用のリンゴを栽培するうちに、カルヴァドスを造りたいと思うようになります。
1969年には、息子でのちに二代目を継ぐクリスチャン・ドルーアン・フィス氏が父親の事業に参加し、孫のギヨーム・ドルーアン氏へと引き継がれ、現在に至るまで三代にわたり家族経営で伝統と情熱を伝承している老舗カルヴァドスメーカーでもあるのです。
■リンゴを丸ごと閉じ込めたポム・プリゾ二エールの秘密
クリスチャン・ドルーアン社の果樹園では高木作りで30品種のどのリンゴを栽培しており、最適に成熟した状態で地面に落ちたリンゴを9月~11月頃にかけて収穫します。
収穫したリンゴを厳重な基準によって選り抜き、粉砕してステンレスタンクの中に数時間ほど放置しますが、この工程は色を良く抜き、タンニンが柔らかくて苦みの少ないシードルを造るために必要なポイント。
シャンパンのように穏やかな方法で圧搾したシードルは大樽で保管したのち、2500リットルの単式蒸留器で2回蒸留され、オーク樽での熟成を経てボトリングされます。
ここで気になるのがクール・ド・リヨン ポム・プリゾ二エール最大の特徴と言える「瓶の中に収まったリンゴの実」の存在です。
ボトルの注ぎ口は狭すぎてリンゴを丸ごと1個入れるのは不可能ですし、ボトルをパカッと開くわけにもいきません。
では、どのようにして作られているのでしょうか。
答えは「瓶の中でリンゴを成長させている」です。
春先から木に生る小さなリンゴの実に瓶を被せて成長させ、9月頃に成熟した立派なリンゴの実が入ったまま瓶と一緒に木から切り離し、そこへカルヴァドスを注ぎ込んで完成したのが「クール・ド・リヨン ポム・プリゾ二エール」なのです。
カルヴァドスは、「ペイドージュ地区のリンゴを使用している」「単式蒸留機で2回蒸留している」「2年以上熟成している」といった規定をクリアして初めて「カルヴァドス」と名乗ることができる厳しいAOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ/原産地呼称規制)が定められています。
もちろんクール・ド・リヨン ポム・プリゾ二エールは、ペイドージュ地区の果樹園で栽培されたリンゴを原料に、単式蒸留器で2回蒸留したシードルを5年以上樽熟成させた、AOC認定の由緒正しいカルヴァドスです。
ちなみに、ポム・プリゾ二エールと同じようなお酒にリンゴではなく「洋ナシ」を丸ごと一つ入れたお酒も存在します。
有名な銘柄にマスネ社が手掛ける果実入りの「オードヴィ・ポワール・ウィリアムズ」などがありますが、どれもなかなか入手困難なお酒となっています。
■カルヴァドス「クール・ド・リヨン ポム・プリゾ二エール」の楽しみ方
カルヴァドスに使用されるリンゴは酸味が強いためそのまま食べるのはおすすめできない品種ですが、クール・ド・リヨン ポム・プリゾ二エールに注がれているカルヴァドスは熟成期間が5年以上なのでまろやかな味わいに仕上がっています。
そんな豊かな風味を持つ「クール・ド・リヨン ポム・プリゾ二エール」は、アルコール度数40度と高めではあるものの、ウイスキーやブランデーより深い甘みがあって優しく飲みやすいお酒です。
甘みと酸味のバランスを美味しくいただくなら、コニャックブランデーなどと同じように常温のままいただくストレートやオン・ザ・ロックでそのままの香りや味をじっくり堪能する飲み方がおすすめですが、高アルコールのお酒が苦手という方ならカクテルで楽しむのもいいでしょう。
カルヴァドスを使った有名なカクテル「ブラートニック」なら、トニックウォーターで割ってスライスしたレモンやライムを乗せるだけで美味しくいただくことができますし、トニックの代わりにジンジャーエールで割れば「ブラーバック」の出来上がりです。
より飲み口の優しい飲み方ならアップル果汁100%のフレッシュジュースで割るのもおすすめです。
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