menu list買取商品 - クエルボ アネホ ヴィンテージ テキーラ
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クエルボ アネホ ヴィンテージ テキーラの高価買取致します
クエルボ アネホ ヴィンテージ テキーラのご紹介
買取参考価格 | 15800円前後
生産国 | メキシコ |
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生産者名 | ホセ・クエルボ社 |
地方 | ハリスコ州 |
地区 | テキーラ |
分類 | テキーラ |
タイプ | 700ml/38度 |
「アネホ(ANEJO)」は、オーク樽で熟成されたテキーラで、ベルベッドのような口当たりまろやかな味わいと芳醇な香りが特徴です。
1990年代にボトリングされた「クエルボ アネホ」のヴィンテージは米国市場向けに発売された商品のため、日本国内での流通は少なく、中古市場における価格は高騰しています。
樽由来のバニラ香やハチミツの甘さを感じられるアネホは、エグみが少なくスムースでクリーミーな甘みが優しく、滑らかでほどよく続く深い余韻が絶妙です。
テキーラ特有のクセも少ないので、ビギナーにもオススメの1本です。
クエルボ アネホ ヴィンテージ テキーラの歴史
■メキシコの歴史とその中で生まれたお酒
今でこそメキシコという一つの国が存在しますが、かつてはアステカと呼ばれる、北米のメキシコ中央部に栄えたメソアメリカ文明の国家が起源となっています。
1428年から1521年まで栄えたアステカ帝国ですが、スペインが進出してきて植民地としてしまい、アステカ帝国は滅亡してしまいます。
現在のメキシコの首都であるメキシコシティを作ったのもスペイン人なら、メキシコのお酒として世界にすっかり知れ渡るようになったテキーラも、スペイン人の手によって現在の形が作られました。
植民地支配の歴史は、アステカ帝国に住んでいたメキシコの人々にとってつらいことだったでしょうが、現在にまで残るものが古い時代に作られていたことは驚嘆に値します。
そんなメキシコのお酒として知られるようになったテキーラは、先スペイン期とよばれる植民地支配時代から、リュウゼツランの一種、マゲイから樹液を取り、プルケという飲み物が発端と言われています。
この飲み物はいわゆるお酒で、これがテキーラの元祖となりました。
昔は多くの国々でお酒は神へのお供え物とされていましたが、先スペイン期においても例外ではなく、メキシコ人にとってタバコとともにこのプルケは、神様への重要な捧げものだったのです。
農耕種族であったことから、とりわけ月に対する信仰心が深く、プルケを飲むことによって偉大な月の力を得られると考えられていたほどです。
■スペイン人によって変えられたプルケ
そんなメキシコの人たちにとって重要な意味を持つプルケは、入植してきたスペイン人の手によって変えられてしまいます。
もともとは発酵酒であったプルケを蒸留し、蒸留酒にしてしまったのです。
その結果、アルコール度数がそれまでよりも格段に高い、テキーラが生まれたというわけです。
先住民であったメキシコの人たちが、入植者の手によってプルケがテキーラへと変わった時、どう思ったかは推測するほかありませんが、メキシコとスペインの文化の融合によって生まれたお酒、それがテキーラといえるでしょう。
テキーラは蒸留酒だったことから、樽に入れて保存されることで熟成していきます。
スペインの植民地でなくなったあとも、テキーラは現在に至るまでメキシコを代表するお酒であることから、先スペイン期のメキシコ人たちにとっても、魅力的なお酒と映ったと思われます。
現在、「テキーラ」という名前はメキシコ政府の所有となっており、テキーラを作るためにはメキシコ特許庁の特許と許可を得ないと作ることができないという、厳重な管理によって守られているのが特徴です。
■テキーラはメキシコの誇り
今や世界4大スピリッツの一つとして、揺るがぬ地位を占めるようになったテキーラですが、テキーラができるまでには実に6年もの歳月がかかります。
その理由は、蒸留酒であることから、樽に入れて熟成させるまでに時間がかかるからです。
出来立てのテキーラをすぐに瓶詰めしたブランコという状態は、シルバーと呼ばれることからもわかるように、蒸留仕立てのために無色透明、いわゆるシルバーの色合いになっています。
このまったく熟成していない段階で、テキーラの風味と特徴がいちばんはっきり表れると言いますから、テキーラを知るためには飲んでおくのもいいかもしれません。
ただ、樽に入れて熟成させる期間が最も長いエクストラ・アネホともなると、メキシコ人にとっては年齢を重ねないと飲めないテキーラという意識になり、テキーラに自分の成熟度合いを重ねて考えるほど、誇りに思えるお酒となっているのが特徴です。
テキーラの販売では世界ナンバーワンのシェアを持つクエルボの「アネホヴィンテージテキーラ」は、テキーラ特有のクセが少ないことから、日本人にとってはビギナーにこそ最適なランクのテキーラということになります。
けれど、メキシコ人にとっては若い内には飲まないランクであることから、年を重ねて自分がより成熟した時に飲むテキーラとなっているあたりは、とても興味深いことです。
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