
スパークリング日本酒とは
スパークリング日本酒は、炭酸ガスを含んだ、シュワッとした泡が楽しめる日本酒です。
フルーティーで爽やかな味わいのものが多く、日本酒に慣れていない方や、乾杯の1杯としても人気を集めています。
2011年に宝酒造から発売された「澪(みお)」のヒットをきっかけに、多くの酒蔵がスパークリング日本酒を造るようになりました。
泡の生まれ方による違い
スパークリング日本酒は、泡の生まれ方によっていくつかのタイプに分けられます。
1つ目は、瓶の中で酵母がもう一度発酵し、自然に炭酸ガスが生まれる「瓶内二次発酵」です。
きめ細かくやわらかな泡が特長で、シャンパンと同じような造り方です。
2つ目は、発酵中のもろみを粗く搾って瓶に詰め、瓶の中で発酵が続く「活性にごり酒」です。
にごりのある濃厚な味わいと、元気な泡が楽しめます。
3つ目は、できあがった日本酒に炭酸ガスを注入するタイプで、手頃な価格で爽やかな泡を楽しめます。
アルコール度数
スパークリング日本酒のアルコール度数は、5〜8度ほどの低めのものから、一般的な日本酒と同じ15度前後のものまで幅があります。
低アルコールのものは、甘酸っぱく軽やかで、カクテル感覚で楽しめます。
度数が高めのものは、日本酒らしいうま味と泡の爽快さを両方味わえます。
awa酒とは
2016年には、一般社団法人awa酒協会が設立され、一定の基準を満たしたスパークリング日本酒を「awa酒」と認定しています。
国産米を100%使い、瓶内二次発酵で造ることなどが条件となっており、世界に通用する日本のスパークリング酒を目指しています。
美味しい飲み方
スパークリング日本酒は、よく冷やして飲むのが基本です。
泡と香りを楽しめる、シャンパングラスやワイングラスがおすすめです。
瓶内二次発酵や活性にごりのタイプは、開栓時に中身が吹き出すことがあるので、よく冷やしてから、ゆっくり少しずつ栓を開けましょう。
合わせる料理
スパークリング日本酒は、料理を選ばず合わせやすいお酒です。
揚げ物の油をさっぱり流してくれるほか、カルパッチョやサラダ、チーズ、フルーツやデザートともよく合います。
乾杯から食事、デザートまで、さまざまな場面で楽しんでみてください。
スパークリング日本酒の保存と開け方
スパークリング日本酒は、冷蔵庫で立てて保存するのが基本です。
特に瓶内二次発酵や活性にごりのタイプは、瓶の中で発酵が続いていることがあるため、温度が高いと泡が強くなり、開けたときに吹き出しやすくなります。
開けるときは、よく冷やしてから、瓶を振らないように静かに扱いましょう。
キャップを少しずつゆるめ、泡が上がってきたら一度締めて落ち着かせる、ということを繰り返しながら、ゆっくり開けるのがコツです。
開けたあとは泡が抜けやすいので、なるべくその日のうちに飲みきるのがおすすめです。
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