
ウイスキーは飲み方で表情が変わるお酒
ウイスキーは、同じ1本でも飲み方によって香りや味わいが大きく変わるお酒です。
そのまま飲むストレートから、氷を入れるロック、水で割る水割り、炭酸水で割るハイボールまで、自分に合った飲み方を選べるのが魅力です。
初めての方は、まず飲みやすいハイボールや水割りから始め、慣れてきたらロックやストレートで香りを楽しむのがおすすめです。
シングルとダブルの量
ウイスキーを注文するときに使われる「シングル」「ダブル」は、ウイスキーの量を表す言葉です。
シングルは約30ml、ダブルはその倍の約60mlが一般的な目安です。
お店によっては、シングルを1フィンガー(グラスの底から指1本分の高さ)と呼ぶこともあります。
ハイボールや水割りを頼むときも、「ダブルで」と伝えればウイスキーを多めにしてもらえます。
ストレートとロック
ストレートは、何も加えずにウイスキーだけを味わう飲み方です。
小さめのグラスに少量注ぎ、まず香りを確かめてから、口に少し含んでゆっくり味わいます。
ロックは、氷を入れたグラスにウイスキーを注ぐ飲み方です。
大きくて溶けにくい氷を使うと、ウイスキーが急に薄まらず、冷えていくにつれて変わる味わいを楽しめます。
どちらもアルコール度数が高いので、チェイサー(水)を一緒に用意しましょう。
水割りとハイボール
水割りは、ウイスキー1に対して水2〜2.5くらいの割合が目安です。
アルコール度数が下がり、食事と一緒に楽しみやすくなります。
ハイボールは、ウイスキー1に対して炭酸水3〜4くらいが目安です。
氷を入れたグラスにウイスキーを注いでよく冷やし、炭酸水を静かに注いで、マドラーで1回だけ軽く混ぜると、炭酸が抜けずおいしく仕上がります。
2008年ごろからハイボールが広く飲まれるようになり、ウイスキーを身近にしたきっかけの一つになりました。
バーでウイスキーを注文するときのマナー
バーでウイスキーを頼むときは、銘柄が決まっていなければ、好みの味わいを伝えてバーテンダーに相談すると安心です。
「スモーキーなもの」「甘くて飲みやすいもの」など、ざっくりとした希望で大丈夫です。
飲み方と量(シングルかダブルか)を一緒に伝えると、スムーズに注文できます。
グラスの中のウイスキーを一気に飲むのは控え、香りと味わいをゆっくり楽しむのが、ウイスキーらしい楽しみ方です。
また、長居をするときは、1杯ごとに追加で注文するのがマナーです。
自分のペースで楽しむ
ウイスキーは少量でも満足感の得られるお酒です。
チェイサーを飲みながら、自分のペースで、さまざまな飲み方を試してみてください。
初心者が最初の1本を選ぶなら
自宅で飲む最初の1本を選ぶときは、飲みやすさと使いやすさを重視するのがおすすめです。
ハイボールや水割りで飲むことが多いなら、香りのバランスが良いブレンデッドウイスキーが失敗しにくいでしょう。
甘い香りが好きな方は、バニラのような香りのバーボンも飲みやすく感じるはずです。
ウイスキーに慣れてきたら、シングルモルトの小さめのボトルや、バーでの飲み比べで、好みの方向性を探ってみましょう。
最初から高価なボトルを買うよりも、手頃なものでさまざまな飲み方を試し、自分の好みが分かってから少しずつ上のクラスに進むと、ウイスキーの楽しみがどんどん広がります。
迷ったときは、酒販店の店員さんに好みを伝えて相談するのも良い方法です。
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