
日本酒のアルコール度数は15度前後
日本酒のアルコール度数は、15〜16度前後が一般的です。
ビールやチューハイが5度前後、ワインが12〜14度前後なので、日本酒はやや高めの度数のお酒といえます。
一方、焼酎(20〜25度)やウイスキー(40度前後)に比べると、低めの度数です。
法律で決められた上限
酒税法では、日本酒(清酒)のアルコール度数は22度未満と定められています。
日本酒は、もろみの中で糖化と発酵を同時に進める「並行複発酵」という造り方によって、醸造酒としては珍しく、20度前後まで度数が上がります。
原酒と加水
もろみを搾ったばかりの日本酒は、アルコール度数が17〜20度ほどあります。
多くの日本酒は、ここに水を加える「加水」をして、15度前後の飲みやすい度数に整えてから出荷されます。
一方、水を加えずにそのまま瓶詰めしたものは「原酒」と呼ばれ、18度前後の濃厚で力強い味わいが特長です。
原酒はロックにして、氷が溶けるにつれて変わる味わいを楽しむのもおすすめです。
度数と味わいの関係
日本酒は、発酵が進むほど糖分がアルコールに変わり、度数が上がって辛口になります。
反対に、発酵を早めに止めると糖分が残り、度数が低めで甘口の日本酒になります。
ただし、甘口・辛口の感じ方は、度数だけでなく、酸味やうま味のバランスによっても変わります。
低アルコールの日本酒
近年は、アルコール度数を12〜13度ほどに抑えた日本酒や、5〜8度ほどのスパークリング日本酒も増えています。
低アルコールの日本酒は、加水によるものだけでなく、発酵の進め方を工夫して、うま味を保ちながら度数を低く仕上げたものも多くあります。
軽やかで飲みやすく、日本酒に慣れていない方や、食事と一緒に軽く楽しみたい方に人気です。
度数を意識して楽しむ
日本酒は口当たりが良いため、度数の高さを感じにくいお酒です。
ラベルで度数を確認し、和らぎ水を用意して、自分のペースで楽しみましょう。
原酒の楽しみ方
アルコール度数の高い原酒は、飲み方を工夫すると、より美味しく楽しめます。
冷やしてそのまま飲むと、濃厚なうま味と力強い香りを存分に味わえます。
氷を入れてロックにすると、冷えて少しずつ薄まり、口当たりがやわらかくなります。
ソーダで割れば、日本酒ハイボールとして、軽やかに楽しめます。
少量の水を加えて、自分好みの度数に調整するのもおすすめです。
原酒は味わいがしっかりしているので、肉料理や味の濃い料理とも合わせやすいお酒です。
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